【2022】ゴールデンウィークは静岡でいちご狩り!おすすめ10選

「紅ほっぺ」など人気品種を世に送り出し、全国有数のいちご産地として知られる静岡ですが、実は「いちご狩り発祥の地」ということをご存知ですか?

新鮮な摘みたてのいちごを贅沢に満喫できるいちご狩りは、お子様連れのご家族から友達同士・カップルまで、誰もが楽しめる人気レジャーです。

多くの農園が5月いっぱいでシーズンを終えるため、ゴールデンウィーク中にいちご狩りを楽しみたいという方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、静岡市のおすすめのいちご狩りスポットを紹介します。

口コミや栽培品種・予約方法など詳しく見ていきますので、ぜひこの記事を参考にご自分にぴったりのスポットを見つけてくださいね。

静岡のいちご狩りで楽しめる品種は?

現在、静岡では主に3種類のいちごが栽培されています。それぞれどのような特徴があるのか見ていきましょう。

章姫(あきひめ)

「章姫」は、久能地区で石垣いちごとして栽培されていた「久能早生」と1980年代を代表する品種「女峰」の掛け合わせによって生まれた品種です。

開発者の萩原章弘さんから「章」の字をとって「章姫」と名付けられました。

大きな円錐形で、酸味が少なく甘味が強いのが特徴です。

1992年の品種登録以来、静岡いちごの代表として親しまれ、2000年代までは静岡で出荷されるいちごの90%以上を占めていました。

紅ほっぺ(べにほっぺ)

「紅ほっぺ」は、前述の章姫に高級品種「あまおう」の祖先でもある「さちのか」を掛け合わせて生まれました。全国的に見ても知名度が高く、県外でも栽培されるほどの人気を誇っています。

果肉の中心まで赤く、甘味と酸味のバランスが良く、しっかりした食べ応えが特徴です。

現在、静岡県産いちごの約90%を占めており、「章姫」に代わって静岡いちごの代表格となっています。

きらぴ香(きらぴか)

きらぴ香は2015年に登録された比較的新しい品種で、「章姫」と「紅ほっぺ」両方の良さを併せ持つと言われています。

口当たりが柔らかく、「紅ほっぺ」よりも酸味が抑えられ、より甘味が強調されているのが特徴です。

静岡県は今後、県内で生産されるいちごの8割を「きらぴ香」に切り替えると明言しており、このことからも当品種に対する強い自信がうかがえます。

静岡市でいちご狩りが楽しめるスポット3選

ヤマサン農園

久能地区で75年、3代に渡って続く老舗いちご農園です。石垣栽培の採れたていちごを贅沢に味わうことができます。

2020年には敷地内に「農家直営カフェゆめ苺」もオープン! 新鮮ないちごや旬のフルーツを使ったメニューが人気です。

いちごの品種

章姫・紅ほっぺ・おいCベリー(常時2種類・選択不可)

制限時間

30分

営業期間

1月〜5月GWの頃まで(基本的には土日のみ)

営業時間

9:00〜16:00(いちご狩りの予約は13時まで)

利用料金

開園日〜1/31

大人(小学生以上)2,200円/小人(2才〜幼稚園)1,000円

2/1〜3/31

大人(小学生以上)2,000円/小人(2才〜幼稚園)1,000円

4/1〜5/末

大人(小学生以上)1,400円/小人(2才〜幼稚園)700円

住所

静岡県静岡市駿河区西平松195

予約・お問い合わせ

054-236-5515

ホームページ

口コミ

まるよし農園

まるよし農園は、時間無制限の食べ放題でいちご狩りを楽しめる農園です。完全予約制となっているので、必ず事前に予約を入れるようにしましょう。

経営者が愛犬家で、一部のハウスは小型犬の同伴もOK! 野外ドッグラン・屋根付きドッグランの付いたプランも用意されています。

いちごの品種

章姫

制限時間

無制限(営業時間内)

営業期間

12月初旬~5月5日(土日祝のみ)

営業時間

9:00~16:30(入園は15:30まで)
※予約受付時間は平日18:30~20:00・土日祝9:00~18:30

利用料金

開園日〜1/31

大人(小学生以上)2,200円/小人(2才〜幼稚園)1,100円

2/1〜3/31

大人(小学生以上)2,000円/小人(2才〜幼稚園)1,000円

4/1〜5/5

大人(小学生以上)1,400円/小人(2才〜幼稚園)700円

わんちゃん同伴プラン

開園日〜3/31

大人(小学生以上)2,500円/小人(2才〜幼稚園)1,250円

4/1〜5/5

大人(小学生以上)1,800円/小人(2才〜幼稚園)900円

住所

静岡県静岡市駿河区根古屋137-1

予約・お問い合わせ

054-237-2210

ホームページ

http://www.maruyoshi15.com

口コミ

ストロベリーフィールド

ストロベリーフィールドは明治後期より続く歴史ある農園で、石垣いちごの栽培に日本で初めて成功したことでも知られています。

昭和初期には皇室への献上が行われ、その関係で皇族や与謝野晶子、ヘレンケラーといった歴史上の偉人も農園を訪問しました。

こちらも時間無制限の食べ放題となっていますので、小さなお子様連れのご家族も安心していちご狩りを満喫できます。

いちごの品種

章姫

制限時間

無制限

営業期間

1月上旬〜 5月下旬

営業時間

9:30~16:00(受付は15:00まで)

利用料金

1月

大人(中学生以上)2,400円/小学生2,200円/幼児(3歳~6歳)1,200円

2月

大人(中学生以上)2,300円/小学生2,200円/幼児(3歳~6歳)1,200円

3月

大人(中学生以上)2,200円/小学生2,100円/幼児(3歳~6歳)1,200円

4月

大人(中学生以上)1,700円/小学生1,500円/幼児(3歳~6歳)1,000円

5月

大人(中学生以上)1,500円/小学生1,300円/幼児(3歳~6歳)900円

住所

静岡県静岡市清水区増259

予約・お問い合わせ

050-3606-2871

ホームページ

http://www.strawberryfield.jp/

口コミ

いちご狩りを思いっきり楽しむためのポイント

最後に、いちご狩りを思いっきり楽しむためのポイントを紹介します。ちょっとしたポイントを押さえるだけで、いちご狩りがさらに楽しいものになりますよ!

いちご狩りに向いている服装は?

長袖のTシャツ・脱ぎやすいアウター

5月にもなるとハウス内の温度は25度を超えることもあるため、蒸し暑さを感じることもあります。外の気温が低く涼しい場合は、簡単に温度調節ができるよう脱ぎやすいアウターなどを羽織っていくとよいでしょう。

また、多くのいちご農家は、いちごを受粉させるための蜂、病気を防ぐための益虫をハウスに放しています。こうした虫が肌に触れるのが苦手な方は、長袖のTシャツなどがおすすめです。蜂を刺激しないよう黒色の服装も避けてください。

汚れても気軽に洗える服・靴

いちご狩りは自然の中で行うため、服や靴に泥が付着することもあります。また、いちごを食べる際に果汁が服についてしまうケースもあるでしょう。

そのため、白系の靴や服は避け、泥や果汁がついても簡単に洗える服装がおすすめです。

動きやすい服装

いちご狩りは、ビニールハウスや農園内を歩き回りながら、しゃがんだり立ったりを繰り返すことになります。

そのため、動きやすい服装が基本です。高さがなく歩きやすいスニーカー、ストレッチの効くパンツなどがよいでしょう。

スカートなどの服装は、しゃがんだときに泥などの汚れがつきやすいため、避けたほうが懸命です。

持っていくと便利なアイテム

携帯用の除菌ウェットティッシュ

いちご狩りはその場でいちごをもぎ取って食べるため、気づいたら手がベトベトになってしまうケースも少なくありません。そんなときにウエットティッシュがあれば簡単に手のベトベトを解消できます。

また、服に果汁が飛び散ってしまった場合にも、すぐに対処できるので便利です。

帽子や日焼け止め

いちご狩り中はビニールハウス越しに日光を浴びることになるため、帽子や日焼け止めなどの対策が欠かせません。

ただし、あまりに匂いが気になる日焼け止めは、いちごの美味しさを台無しにしてしまいます。シーンを選ばず使いやすい無香料タイプのものがおすすめです。

飲み物

ハウス内は高温となることもあり、いちごの甘さも手伝って意外と喉が渇くものです。そのため、水分補給用の飲み物が必須です。

農園によっては自販機が設置されている場合もありますが、肩から下げられる小さな水筒などに入れて持っていけばと、いちご狩りを楽しんでしる最中にも気軽に水分補給ができます。

美味しいいちごの見分け方

美味しいいちごを見分けるには、完熟かどうかを見極めるのが重要なポイントです。完熟したいちごは色つやが良く、ヘタの下まで濃い赤色になっています。中でも、ヘタの下がひび割れているものは完熟度が最大の状態です。

完熟したいちごは傷みやすく、市場に流通することは少ないといいます。採りたての完熟いちごをそのまま食べることができるのも、いちご狩りならではの醍醐味ですね。

まとめ

今回は静岡市のおすすめいちご狩りスポットを紹介しました。

4月〜5月は冬のピーク時に比べ、非常にリーズナブルな価格でいちご狩りが満喫できます!

ぜひ、ご家族やお友達・カップルなどで今シーズン最後のいちご狩りを思いっきり楽しんでくださいね。

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